2019年 08月 26日
ローレンス・フリードマンの「核戦略の進化(第4版)」が出ました!!
いきなり冒頭に大きな写メすみません(汗)。
フリードマン先生の「核戦略の進化(第4版)」が8月22日に出ました。第3版までに比べて大幅にボリュームアップしています。
その理由は
①核技術の進化
②核の(新たな形での)拡散
③核技術が国家エリートの専有物だったものが(テロ組織のような)非エリート(または犯罪)組織にまで(中途半端な形での)流布してしまっている現状
④以上①~③を踏まえての核軍備管理の(困難な状況下での)可能性
をしっかり論証することにあります。
ザッと大枠を読み流しただけなので、また、詳しく読めたら論評したいと思います。
追記
防研を始め、日本人も本書の重要性を認める人が多いのに(現職自衛官の方も引用してますよ)、本書の正規訳が出ていないことは不思議なことです。史上唯一の戦争による被爆国なのに。
奥山真司先生とかに訳していただけないものかなぁ(奥山先生は「そんな800ページ以上もある大著、僕の手に余ります」と言いそうですが・・・。現状兼業の在野学者の私も経験上「800ページ超え」といわれると最初からビビりますけれども)。
by ksagency2007
| 2019-08-26 17:58
| 国際政治学